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食文化と家族の温かさ
2026.01.23
早いもので、年が明けてからあっという間に1か月が過ぎようとしています。
今年の年始は、家族で初詣とお墓参りに出かけ、あとは特別なことはせずに家でゆっくりと、
お正月らしい時間を過ごせた気がします。
お正月になると、私の家では、両家の2つの味のお雑煮が食卓に並びます。
ひとつ目は、地元・愛知のお雑煮。
大根と餅菜とお餅を、醤油と本だしで仕上げたシンプルな味付けです。
だしの香りと野菜のやさしい味わいが体に染みて、気持ちがほっと落ち着くような、
お正月を実感させてくれるようなお雑煮です。
もうひとつは、北陸のお雑煮。
食文化に加えて、祖母の我流がたっぷり詰まった、具だくさんのお雑煮です。
大根や白菜に加えて、筍、ぜんまい、厚揚げ、ちくわが入り、昆布だしに醤油と砂糖を合わせた少し甘めの味付け。
あまりのボリュームに、お餅を入れなくても十分お腹いっぱいになるような、幸せの味が詰まったお雑煮です。
我が家では、この2種類のお雑煮を食べないと一年が始まりません。
同じお雑煮でも、地域文化や家系によって味や形はさまざま。
私は幼い頃から2種類のお雑煮を当たり前に食べて育ちましたが、それぞれの味に、
その家ならではの暮らしや温もりが詰まっているのだと、大人になってから改めて感じるようになりました。
Y.W