「二季！？」

先日今年度の新語・流行語大賞が発表され、
高市早苗首相の発言「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれました。
ノミネートされた中に「二季」という言葉があり、正直なところ流行していたのかどうかは定かではありませんが、
言葉の内容自体は私自身もここ数年で感じるものでした。
夏の暑い時期が長くなり、春と秋の期間が短くなって、夏の暑い時期と冬の寒い時期を感じる期間が長くなったことで、
これまでのような春夏秋冬の四季ではなく、夏と冬だけの二季に変化してきていることから生まれた新語のようです。

私は県外の出張に出ることが多く、その際に高速道路を利用するのですが、
山道を走っていると、同じ場所でも四季折々の美しい風景を見ることができます。
春は所々に桜のピンク色が映えて、夏は力強い深緑を感じ、秋は赤や黄色と多彩な色どり、
冬は雪化粧をまとい壮大な姿となります。
どの季節でも美しい風景への感動があります。
しかしここ数年は春と秋を感じられる期間が短くなり、先月行った出張では例年より早い積雪もあり、
紅葉した山が雪に覆われるといったこれまであまり見たことのない風景を目の当たりにしました。

我々が取り扱う商材も四季それぞれに旬があり、やはり季節のものはその季節に食べるのが一番美味しいとされています。
自然のことなのでどうすることもできませんが、美しい風景や、美味しい食べ物も
出来れば今までと同じように四季それぞれで楽しみたいなと思います。