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6年振りの中国出張
2025.12.12

この時期、日本や中国ではみかん缶詰の製造を行っております。
弊社では国産、中国産の双方を取り扱っていることから、
先日、中国浙江省寧波地区を訪問し、製造現場の視察や工場スタッフとの交流を行ってまいりました。
2020年1月以降、新型コロナウイルスの流行により渡航が制限され、
2016年より毎年足を運んでいた中国にも、2019年12月の工場視察を最後に訪れることができず、
今回、実に6年ぶりの中国出張となりました。
6年の年月を経て第一に感じたのは、キャッシュレス化の一層の進展です。
2019年の訪中時点でも電子決済は普及していましたが、コロナを経験してさらに加速しており、
現金決算をしてもお店側に釣銭が用意されておらず、お釣り無しが嫌であれば
スマホ決済をするしか手段がないといった感じでした。
日本人の感覚では考えにくい状況です。
タクシーにおいても手を挙げて呼び止めることはほぼ無いようで、
アプリからの予約・決済が必須となり、こちらもスマホが無いと全く難しい状況です。
第二に印象的だったのは、一日だけですが青空を見ることが出来ました。
中国は日本の約25倍の国土を有し、国内で膨大な生産活動を行うため、
以前は排気ガスにより50メートル先が見えないほど視界の悪い日もありましたが、
安価な石炭燃料の使用削減など環境対策が進んだことで大気汚染が改善され、
濁った空気ではなく日本のような透き通った視界になりつつある感じでした。
日々の食生活においても、中国産原料なしでは成り立たないのが現状です。
今後も「安心・安全な商品づくり」を第一に、生産地を自ら知り、
その情報をお客様に正しくお伝えすることで、信頼していただける営業活動を続けてまいります。
K.D