株式会社北村商店 | 愛知県名古屋市

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切り方で変わる、春の味わい方

2025.05.02


新緑のまぶしい季節となりました。
皆様は、春の恵み、筍をどう調理されていますか?
柔らかく、香り高く、食感も楽しい――まさに「旬をいただく」代表格ですが、
実は、切り方ひとつで、料理の幅がぐっと広がることをご存じでしょうか。
今日は、筍の代表的な切り方と、それぞれにぴったりな料理をご紹介します。

1.ホール(丸ごと)
用途:炊き込みご飯、煮物、出汁取り、姿煮
魅力:旨味や香りが逃げにくく、素材本来の力を引き出せる
ポイント:ゆっくり煮含めると、ほろっと柔らかく、出汁がしみ込みやすい

2.ハーフカット(縦半分)
用途:焼き筍、田楽、グリル料理
魅力:断面の美しさが際立ち、存在感も抜群
ポイント:皮付きのまま焼けば香ばしさがアップ・アウトドア料理にもおすすめ

3.ダイスカット(サイコロ状)
用途:中華炒め、チリソース炒め、オムレツ具材
魅力:噛むごとにコリッとした食感が楽しめる
ポイント:サイズが均一で火の通りが早く、味も絡みやすい

4.短冊切り(薄くスライスして短冊状に)
用途:和え物、味噌汁、卵とじ、春巻き
魅力:ほどよい歯ごたえと、他の素材とのなじみやすさ
ポイント:料理にボリューム感を出したいときにも

5.ストリップ(細切り)
用途:青椒肉絲(チンジャオロース)、炒め物全般、サラダ
魅力:繊細な口当たりとシャキシャキ感が持ち味
ポイント:火の通りが速く、味の染み込みもスピーディー

このように、筍は、切り方によってその魅力が何倍にも広がる食材です。
「今日はどんな食感を楽しもう?」
カットからメニューを考えてみるのも、春の楽しみ方のひとつかもしれませんね。

弊社では、用途に応じたさまざまなカットタイプの筍をご用意しております。
下処理やカットの手間を省けるため、どなたでも手軽にご利用いただけます。
ぜひ一度、お気軽にお試しください。

この春は、いろいろな切り方で、筍の新しい表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
M.M

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