ブログ
Blog
当たり前ではないということ
2026.10.23
私事で大変恐縮ですが、先月末に従弟が亡くなりました。
享年37歳
あまりにも突然かつ早すぎる別れに親戚一同深い悲しみに暮れています。
我が家は今年の5月に父を亡くしたばかりで、今回亡くなった従弟は
私たち残された家族のことをとても気にかけてくれていました。
お通夜と告別式だけでなくわざわざ有給を取って三十五日(四十九日)を
手伝いにきてくれたり、その後も折を見て子どもたちを連れて遊びに来てくれたり。
亡くなるひと月前には一緒にバーベキューをしたばかりでした。
従弟は現場仕事なこともあり体格もよく、ご飯もモリモリ食べていて、
持病もなく健康そのもの。
それが突然「職場から心肺停止の状態で運ばれた」と聞かされて、
最初はとても信じられませんでした。
司法解剖の結果、心臓や肺におかしなところはなかったということで、
死因は『急性心不全』。
ただただ呆然とするしかありませんでした。
父のときには悲しみはあったものの、数か月前から入退院をくり返していたこと
もあり、家族もある程度は覚悟をしていました。
しかし今回はあまりにも寝耳に水。
従弟の家族親兄弟は勿論、甥っ子をとても可愛がっていた母もひどくショックを受けていて、
私自身も自分より年若い人を見送るのは初めてのことで中々心に折り合いを付けられずにいます。
通夜祭、葬場祭では受付を手伝いましたが、特に通夜祭では予想をはるかに上回る
人数が参列してくださいました。
神式だったので一般参列者は受付の後玉串(たまぐし)奉奠(ほうてん)を終えたら
そのまま退出いただく流れでしたが、受付待ちの列が駐車場まで伸び、
あまりの混雑に斎場の係員も総出といった様子で慌てふためいていました。
同じ職場のみならず、訃報を聞きつけた近隣や隣県の営業所に在籍する方も
駆けつけてくださって、中には目を真っ赤にしている人、
こらえきれず涙を流す人も見受けられました。
人徳のなせる業だなと感慨深く思うと同時に、こんなにも沢山の人に愛されている従弟が
何故こうも早く逝かねばならなかったのか、と憤りに近い気持ちを感じました。
従弟はいつも朝子どもたちを送り出してから出勤していたそうです。
亡くなったその日も当たり前のように「ただいま」「おかえりなさい」を
言い合えると信じて疑わなかったはずです。
何気ない日常が続くというのは、決して当たり前ではないということ。
この文章を読んでくださった方に伝わるものがあれば幸いです。
S.N